「写真作品創作塾」5回目。「色をとらえて撮る」
国際文化カレッジ「写真作品創作塾」。5回目の提出を行いました。
提出した写真と添削結果を記録していきます。
2014.10.14 提出。
2014.11.01 返却。
単元5 提出した写真と添削結果
イ. いのり
選んだ演習テーマ:演習25 赤色を強調して撮る作品
評価: B-
講評
お地蔵さんには光がしっかりと入っていますので、
明るい赤が再現できています。
前後のボケ味により主役のお地蔵さんが強調されてきましたね。
ただ、全体に明るくなりすぎてしまったかな、という印象も受けました。
赤も飛んでしまっていますし石の質感も白っぽくなっています。
露光を何段階かで変化させ、さらに補正を行って、
明るさの調整をしておくとよいでしょう。
ロ. 秋の気配
選んだ演習テーマ:演習27 黄色を強調して撮る作品
評価: B+
講評
この作品も葉の黄色がとても美しく目を引きますし、
背景になっている黄色やオレンジの色により
秋の雰囲気が良く再現できた作品ですね。
前後がぼけてきますから、
主役の葉にはしっかりとピントをもってきましょう。
画面上の空間がやや空き過ぎていますので
もう少しカットしたほうがすっきりとまとまってきます。
ハ. ママどうして?
選んだ演習テーマ:演習33 モノクロで表現して撮る作品
評価: B
講評
母の顔をじっと見つける瞳が印象的な作品ですね。
その瞳にはキャッチライトもしっかりと入っていますので
さらに目の印象がよくなっています。
ただ、その瞳にピントがなく表情全体がぼやっとしてしまっています。
瞳にしっかりとピントをもってくるようにしましょう。
動きもありますのでシャッター速度はもっと高速にしておかないと
ブレもでてきますね。
総合評価: B+
全体講評
あなた様は、
被写体の持つ色を活かすテクニックは身に付いています。
色は光の具合で様々に変化します。
狙った被写体に対してどのような光が入り
色はどう表現されてくるか、
光によってどのような雰囲気になっていくかなど、
一つの被写体でじっくりと観察してみましょう。
背景や周囲との色のバランスもとても大切になってきます。
今回も、ありがとうございました。
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